教育は自分の意思次第で受けられる

人は学ぶ気持ちがあればいつでも教育を受けられる

教育は自分の意思次第で受けられる 生涯教育という言葉がありますが、近年学び直したい、興味のあることについて知識を養いたいと定年退職や子育てが終了した人が、大学の科目履修生として学んだり、定時制や通信制の大学や高校で学ぶことが珍しくなくなってきました。

定時制の高校は、本来は働きながら学ぶ人のための教育システムなので、仕事が終わった夕方に登校して給食を食べた後、夜間に授業がスタートします。定時制の高校には、10代や20代の生徒もいますが、中には60代や70代の生徒もいます。60代以上の生徒の多くは、家庭の経済的事情があって、教育を受ける機会が得られなかった人たちです。彼らの中には、10代や20代の若い人たちとうまくやっていけるだろうか、体育の授業をこなせるだろうかなどといった不安を入学前に抱える人もいるようです。しかし、行事や授業を受けていくうちに、学びたいという気持ちは年齢は関係がないことを知ったり、同じ目的を目指す者同士で親しくなって、気持ちの面で若返り、よい刺激になったと話す人もいます。学びたいという気持ちがあれば、年齢は関係がないということが分かります。

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